kindle本の原稿データの作成

Kindle出版
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電子書籍であっても、書籍は書籍。きちんとした全体構成を考えて目次をリスト化して、じっくりと各項目を書き上げていくプロセスは変わりません。「kindle専用の拡張子にデータを変換する」などのプロセスがなくなってラクになったのであって、文章作成自体がラクになったわけではない点はご留意ください(笑)

Wordの設定

本文含めて、Wordで原稿データを作成するので、一番最初に書きたいkindle本に合った設定をしておきます。「レイアウト」(縦書きか横書きか?)と「ナビゲーションウィンドウ」(目次の自動作成時に役立ちます)は少なくとも設定しておいた方が良いです。
「字下げ」については、個人ごとの趣味趣向もありそうなので必須項目とは言いませんが、読みやすい原稿の多くは、段落の最初は一文字空白をあけて書かれていますので、設定方法を紹介します。

レイアウト

kindle本は、縦書きでも横書きでもどちらでも大丈夫ですので、ご自身の書きたい設定を選びます。

【横書きに設定する場合】
「Word」上部の『レイアウト』タブから『文字列の方向』を選択し、『横書き』を選択します。(縦書きにする場合には『縦書き』を選択します。)

ナビゲーションウィンドウ

ナビゲーションウィンドウは、目次を自動作成するときに非常に便利な機能です。
原稿を作成している途中でも、ナビゲーションウインドウの『見出し』をクリックするだけで、リンク先の文章に飛ぶことができます。

「Word」上部の『表示』タブから、『ナビゲーションウィンドウ』にチェックを入れます。

最初の一文字を空白にする字下げ

各段落の最初の一文字目を自動で空ける設定方法です。

「Word」上部の『ホーム』タブから、『段落』というグループの右下にある「段落の設定(矢印の図柄が入ったボタン)」をクリックします。段落の設定が開いたら、『インデントと行間隔』タブの中段にある「インデント」のうち、『最初の行』から「字下げ」を選択して『OK』ボタンを押します。これで、段落ごとに字下げが設定されます。

原稿の構成

書籍を執筆する上で、原稿の構成を理解しておく必要があります。
ざっくり分けると、「前付⇒本文⇒後付」の3段構成になっています。

前付

「前付」とは、本文より前にあるページの総称のことで、「タイトル」「目次」「まえがき(これから読む人へのメッセージなどを綴った序文)」などで構成されています。

タイトル・副題、まえがき

1ページ目に「タイトル・副題」ページを置きます。
「まえがき」は必ずしも書かない場合もありますが、まえがきを書く場合には、最終的に目次を自動作成する際に必要となりますので、「見出し」を設定します。

【タイトル・副題】
「Word」上部の『ホーム』タブから、スタイルの『表題』を選択します。
副題がある場合には、同じくスタイルの『副題』を選択します。

【まえがき】
「見出し」は、通常は、先ほどの『ホーム』タブにあるスタイルから、大分類を「見出し1」、小分類を「見出し2」と二段階の設定をしますが、「まえがき」の場合は、大分類の「見出し1」だけの場合が多いかもしれません。

目次

本文が書き上がってから目次の設定を行います。
目次は『前付』の「タイトル・副題」「まえがき」に続けて、本文手前のページに作成します。

<目次は、前付・本文・後付がひと通り書き終わってから作成します>
1.「Word」上部の『参考資料』タブから左端の『目次』をクリックし、『自動作成の目次1』を選択。(設定した見出しが反映されて、目次が自動作成されます)
2.改めて『参考資料』タブから左端の『目次』をクリックし、下方にある『ユーザー設定の目次』をクリックして、「印刷イメージ」欄の下方にある『ページ番号を表示する』のチェック欄を外します。(kindle本では、ページ番号が表示されないので、チェックを外しておきます)
3.また、「全般」欄にある『アウトラインレベル』については、目次に表示したいタイトルが大分類(見出し1)だけならば『1』、小分類(見出し2)まで表示する場合は『2』、さらに細かく設定・表示させる場合には『3』を選択します。

本文

全体構成を考えて作成した目次に沿って、文章を書き上げていきます。

「見出し」は、通常は、大分類を「見出し1」、小分類を「見出し2」と二段階の設定をします。さらに細かく設定する場合には、「Word」上部の『ホーム』タブの「段落」欄にある『段落番号』等を利用します。

後付

本文の後に、「あとがき」として、書籍を書いた思い、読者や出版関係者への感謝を述べます。「書誌情報」として、題名・出版年月日・著者プロフィール・著作権表示を記載するほか、最近ではQRコードやURLリンクを掲載することで、BlogやSNS、YouTubeなどへの誘導を図ります。

「後付」とは、本文より後ろにあるページの総称のことで、「用語索引」「あとがき(読者や出版関係者への謝辞)」「書誌情報(題名・出版年月日・著者名・著作権表示)」などで構成されています。

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